「それだけでも勝てる」
といわれるくらい大切な資金管理
今回は私の資金管理ルールについて説明します。
資金管理の大切さ
- 損失は唯一自分でコントロールできる
利益はどこまで伸びるかわかりませんが、損失は唯一自分でコントロールできます。
「資金管理だけで勝てる」
とまでは言えないですが、そう言えなくもないほど重要です。
私は資金管理の概念がなく、一度退場したといっても過言ではありません。
具体的には
- 1回のトレードの最大損失
- 複数ポジション保有時の最大損失
- 資金が減ってきたときの対応
を決めておけばよいと思います。
1回のトレードの最大損失
- 総資金の0.1~2.0%以内
(損切り幅10pipsあたり0.1%、200pips以上は一律2.0%)
としています。
例えば
総資金が100万なら、
損切りの位置が100pipsなら損失許容額は上限1万円となります。
LOTはその損失許容額の範囲内で最大のLOTを使うことにしています。
この最大損失許容額の2.0%は、資金が減ってきたときには減少させる仕組みも別途用意しています(下記参照)
※実際の損切り位置は、値幅ではなく過去の高安等を元に決定
※以前(~2025年10月まで)は最大損失許容額は総資金の1%以内、かつ最大のLOTで一律トレードしていましたが、損切りの幅に対しての柔軟性を担保する観点から上記のようなルールに変更しています。(よって以前のトレードはその資金管理ルールのもと行われています。)
複数ポジション保有時の最大損失
- 総資金の5%以内
- 損切りを建値以上にあげた場合は0カウント
複数の通貨ペア、または同じ通貨ペアでも異なる時間軸でエントリーした場合の最大損失許容額です。
といっても現状そこまで同時に保有したケースはありません。
とはいえ、事前にルールを決めておくことが重要です。
トレードレベルがあがり、取引通貨ペアが増えた場合に想定されるケースです。
資金が減ってきたときの対応
総資金が元本に対して減ってきたときは以下のように損失許容額を変更します。
| 総資金(元本比率) | 最大損失許容額(1トレードあたり) |
| 90%以上 | 2.0% |
| 80%台 | 1.0% |
| それ以下 | 0.5% |
こうすることで、連敗して資金が減ったとしても退場するリスクを減らすことができます。
より短い時間軸でトレード回数が多い方は、連敗時のルール作りをしてもいいかもしれません。
自分が納得いく、遵守できるルールで
これはあくまで私個人の資金管理ルールです。
それぞれにリスク許容度は異なり、絶対的な正解はないと思います。
とはいえ、連敗することを想定していない無謀なルールや、
あまりにも消極的すぎる(デモトレードレベル)のルールだと、結果的に”遠回りなトレード”になってしまいそうな気がします。



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