レンジブレイクを狙う戦略をとっても
そもそもレンジのとらえ方が人によって異なります。
ここでは私が考えるレンジのとらえ方について解説します。
レンジは相場が迷っている範囲
端的に言えば
レンジ = 相場の迷い
です。
日足1本であれ、その日はその範囲内で相場が迷っていることを表しています。
ということはその足の高値・安値を越えることもひとつのレンジブレイクといえます。
つまり、時間軸を替えればレンジはいくつでも存在することになります。
そして、私が狙うのは日足のチャートで形成されるレンジです。日足数本で形成されるレンジもあれば、日足1本のときもあります。
スイングハイ・ローとダウ理論
「レンジブレイクを狙う」
といってもそもそもレンジのとらえ方が人それぞれです。
要は「どこの高値と安値をレンジととらえるか」、ということになります。
私が採用しているレンジのとらえ方は以下2点
- 前後1本にそれを超える高値・安値がない高値・安値(スイングハイ、ロー)
- その高値・安値を更新するとレンジが移動(ダウ理論)
言葉での説明って難しい・・
いわゆる、スイングハイ、スイングローといった高値・安値の決め方に、ダウ理論の考え方を合わせたようなレンジのとらえ方をしています。
一つ例をあげます。

この場合、151.210と139.889の間でレンジになります。
これは週足なので大きいレンジですが、日足なら日足のレンジがあり、私は日足のレンジブレイクを基本的に狙います。
このチャートであれば、151.210の高値を抜ければ、対応する直近の安値が142.686になり、新たにできる高値との間でレンジになります。
もう一つ例をあげます。

このチャートでは3つのレンジを表示してます。
158.259の高値を更新し、このチャートでは160.870まで伸びますが、2つめと3つめのレンジの安値は同じ155.720になります。「前後1本にそれを超える安値がない安値」がそこしかないからです。



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