買いが勝つか、売りが勝つか
その決着がついたレンジブレイクアウト
そこがエントリーのポイント、基本戦略になります。
レンジブレイクアウト
FXの基本戦略、どのFX本にも書いてあります。
一方で
「ダマし」
という高値つかみ、底値売りのリスクが伴います。
そう、これがやっかい・・。
ひたすらやみくもにレンジブレイクだけで勝てるなんてことはなく、私自身も何度も騙されてきました。これからもあるでしょう。
よって、ある程度だましに合うことは必要”経費”と割り切りつつ
- だましを回避するエントリーの判断基準
- だましにあったらすぐ逃げる戦略
の二つを備えておく必要があります。
私のレンジのとらえ方に関しては以下で解説しています
だましを回避するエントリー
- 日足以上の時間軸で見る
- ブレイク前のローソク足の形状
- ブレイク前の足の長さ
- 高値圏・安値圏での停滞
短い時間軸のレンジほど、だましに合いやすくなります。
短い時間軸ほど、少ない資金でプライスが動かせるわけですから当然ですね。
また、ブレイクする前のローソク足の形状にも注目です。
十字線や、抵抗を表すヒゲの長い足などがあれば、その次にブレイクしてもだましの可能性があります。
また、ブレイク前のローソク足の長さが縮小傾向にあると、天井、底である可能性が高まります。
高値圏・安値圏でしばらく停滞が続くと、ボラティリティがさがり、わずかな資金で値が大きく動くようになります。
結果的にだましのブレイクが発生しやすくなります。
以上のように、
ブレイクしそうになってもやみくもにオーダーを置くのではなく、その前のローソク足の状態などを見ながらオーダーを置くようにしています。
だましにあったらすぐ逃げる戦略
- ブレイクするもプライスの更新がわずか
- 終値ベースでレンジを越えていない
このような状態であれば早めに逃げることを検討します。
特にプライスの更新がわずかしかないケースはだましの確率が高まります。
この場合、スプレッドの分だけわずかにプライスが更新しただけで、実質的にはブレイクしていないと考えたほうがいいでしょう。その”価格帯”には依然として壁があって突破できていないと考えるべきです。
また、終値ベースでブレイクしていないときもだましの確率が高まります。
個人的なバックテストでは、終値でブレイクしていないときは、その３日後の終値が、エントリーポイントより不利な位置ある結果になっています。
つまり、終値でブレイクしているとそのあとも伸びやすく、終値でブレイクしていないと、そのあとは反転しやすい（＝だましだった）傾向にあるということです。
レンジブレイク後 １本様子見る？
レンジブレイク後のだまし回避の方法として、
ブレイク足は見送り次の１本から入る
という方法があります。
ただ、個人的に検証したバックテストではあまり良い結果にはならず、今のところメインの戦略としてはとりいれてません。
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