相場はどこまで伸びるかわかりません
一方、値動きの下から上まできれいにとることもまた不可能です。
- 利益を追求できるように利食いを事前にいれない
- ある程度のところで利食い注文をいれておく
私の考えを説明します。
利食い注文をいれるべきか
損切りは皆さんいれるはずです。
(いれないツワモノもいるとか)
ところが利食いに関しては意見が分かれます。
- 利食えてしまうと、そのあとポジションとりにくい
- 相場はどこまで伸びるかわからない
確かにその通りだと思います。
ですが私は現状、原則いれる派です。
利食い注文もいれる理由
- 相場の壁を認識するため
- シナリオを描けるかイメージするため
私のエントリーの考え方として
「エントリーの方向にある壁」と「損切り方向にある壁」の数・質を比べる
という見方があります。
壁の”厚さ”は感覚的なものにもなりますが
少なくとも何度も跳ね返されている壁があるなら、そこを突破するのは難しいことが想定されます。
損切り方向には最近できた安値があるだけで、利食い方向には何度も跳ね返された壁があるなら、さすがに不利そうなオーダーであることが想像できます。
要は、
「そこを突破していくシナリオを描けそうかどうか」いったん考えておく
というわけです。
そのために「ここまでなら問題なさそう」と思える手前(の手前くらい)で利食いをいれておきます。
もし、当初の利食いの壁に接近したタイミングで相場のチェックができたのであれば、そのときは損切りを大幅に短くして(利益の大半を確保した上で)、利食いをさらに先に延ばすというオプションは準備しています。
伸びるならその先でまた入ればいい
強い壁の前で利食って、その先さらに壁を突破して伸びるかもしれません。
であれば、突破した先に新規の逆指値をいれておけばいいと思います。
取引コスト分、不利にはなりますが、長期的にはこちらの方が収益が安定するのではないかと考えてます。
せっかく利益がでていたのに、逆流して損切りになるとメンタル的にもきついですからね。



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